「自律神経を整えるために、何か特別なことをしないと」
そう思って、サプリを探したり、新しい習慣を調べたり。もちろん悪いことではありませんが、実は一番効くのは、今日の過ごし方そのものかもしれません。
この記事でお伝えすること
- 前の記事でお伝えした「メリハリ」を、実際の一日にどう落とし込むか
- 山と谷は、大きく作る必要はありません
- いちばん切り替わらないのは、「なんとなく」が続くこと
- 切り替えの合図は、自分で決めてしまってよい
山と谷は、小さくていい
「メリハリをつけましょう」と言われると、休日に思い切り運動して、平日はしっかり休む、というような大きな話を想像するかもしれません。
そこまでしなくて大丈夫です。一日のなかに、小さな山と谷をいくつか作るだけで十分です。
- 朝、支度をするときはきびきび動く
- 移動のあいだは、景色を見てぼんやりする
- 仕事や家事に取りかかるときはスイッチを入れる
- 休憩は、本当に休憩する
大きな谷を1つ作るより、小さな山と谷を何度も繰り返すほうが、切り替える力そのものは鍛えられます。

いちばんの敵は「なんとなく」
山でも谷でもなく、ずっと「なんとなく」の状態が続くこと。これがいちばん切り替わりません。
スマホを見ながら、テレビをつけたまま、なんとなく座っている。仕事は終わっていないけれど、なんとなく手を止めている。動いているのか休んでいるのか、自分でもはっきりしない時間です。
この状態がずっと続くと、体はどちらのモードに入ればいいか分からなくなります。結果として、どちらの働きも弱いままになってしまいます。
「今の自分は、動いているのか休んでいるのか」。ここに気づけるようになると、切り替えはぐっとやさしくなります。この感覚のことは自分の感覚に気づけると、健康に振り回されなくなるでもお伝えしています。
切り替えの合図は、自分で決めてしまう
「なんとなく」を減らす方法はシンプルです。今から動くのか、休むのか、自分ではっきり決めてしまうこと。
決めるための、きっかけを持っておくと分かりやすくなります。
- 椅子から立ち上がる瞬間を「動くスイッチ」にする
- 椅子に深く座り直す瞬間を「休むスイッチ」にする
- 飲み物をひと口飲むのを、切り替えの合図にする
大げさな儀式である必要はありません。「今からこっちのモード」と、自分に一瞬伝えるだけです。
座りっぱなしの日は、その「立ち上がる瞬間」をそのまま体をゆるめる時間にしてしまうのもおすすめです(座りっぱなしの日の、1分リセット)。

「なんとなく疲れが続いている」方へ。メグルでは、日中の過ごし方や休み方も一緒にうかがいながら、無理なく切り替えられる形を探していきます。今つらいところがある方も、お気軽にご相談ください。
休むときの「谷」も、はっきりさせる
動くときのメリハリは意識しやすいのですが、休むときの谷を浅いままにしてしまう方は多いです。
休憩中にメールを気にする。テレビを見ながらスマホも触る。これは休んでいるようで、実は小さく動き続けている状態です。
休むと決めた時間は、できるだけ一つのことだけにする。何もしない時間があってもいいくらいです。谷が浅いと、そのあとの山もうまく高くなりません。
今日からできること(ひとつだけ)
1日1回、「今から休む」と声に出さなくてもいいので、心の中ではっきり決める。
椅子に座って、スマホは置いて、5分だけ「休む」と決めた時間を作ってみてください。
長さより、はっきり決めることのほうが効きます。
まとめ
- 山と谷は小さくていい。一日のなかに何度あってもよい
- いちばん切り替わらないのは「なんとなく」が続くこと
- 切り替えの合図は自分で決めてしまう
- 休むときの谷も、浅いままにしない
切り替える力そのものを育てていく順番については、自律神経も、整えてから鍛えるでくわしくお伝えしています。
特別なことをしなくても、今日の過ごし方の「決め方」を変えるだけで、体は変わっていきます。行きたいところへ行けて、やりたいことができる毎日のために。
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※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。強い倦怠感や不調が続くときは、医療機関にご相談ください。

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