お腹が空いた ≠ 体が欲している

お腹が空いたその正体は体からの声

「お腹が空いたら、とりあえず何か口に入れる。」そんな毎日を送っていませんか。空腹を感じるとすぐに食べ物で埋めたくなりますが、実はその空腹感、体が本当に欲しているものとは限りません。以前お腹の冷えと体のだるさについてお伝えしましたが、今日は「空腹感」そのものの正体についてお伝えします。

この記事でお伝えすること

  • 「お腹が空いた」は胃からのサインで、体全体の声とは別だということ
  • 合うものでも、食べ過ぎれば体には負担になること
  • 食べる前に少し立ち止まる、簡単な習慣

「お腹が空いた」は、胃からのサイン

お腹が空いた、という感覚は主に胃が空っぽになったことを知らせるサインです。時間が経てば自然に出てくる感覚なので、体全体が今どんな状態かまでは、実はあまり教えてくれません。空腹感は「体調のバロメーター」というより、「時計」に近い感覚だと考えると分かりやすいかもしれません。

忙しくてバタバタしていると、お腹が空いていることにすら気づかず、気づいた時には空腹感に押されるように、とりあえず近くにあるものを口にしてしまう……という経験がある方も多いのではないでしょうか。空腹感だけを頼りにすると、体の本当の状態を見過ごしてしまうことがあります。

体が欲しているのは、もっと全身からの声

体が本当に整えるために必要としているものは、胃だけでなく全身の細胞から発せられています。疲れがたまっている時や、水分が足りていない時、単純に休みたい時にも、私たちは「お腹が空いた」ような感覚を覚えることがあります。

実際には食べ物ではなく、休息や水分を必要としているだけ、ということも少なくありません。「空いた」と感じたら、まず一度、それが本当に食べ物なのか、それとも体を休める合図なのかを確かめてみる。それだけで、食事との向き合い方が少し変わってきます。

「お腹が空いた」と「体が欲している」の違いを表す比較図
胃のサインと、全身のサインは別のもの。

合うものでも、食べ過ぎれば体の負担になる

体に合っている食べ物であっても、量が多すぎれば負担になります。どんなに体によいとされるものでも、必要以上に摂れば、それを消化するために体力を使うことになるからです。「体にいいから、たくさん食べておこう」という考え方が、かえって体を疲れさせてしまうこともあります。

以前お伝えした同じ人でも、その日ごとに「ちょうどいい」は変わるという考え方は、そのまま食事にも当てはまります。「これはいいものだから」という理由だけで量を決めず、その日の体の状態に合わせることが大切です。

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食べる前に、少しだけ立ち止まる

「なんとなく」で食べ始める前に、10秒だけ立ち止まってみることをおすすめします。一呼吸置くだけで、本当に食べ物が欲しいのか、それとも別のものを欲しているのかに気づきやすくなります。

以前お伝えした自分の感覚に気づくという視点は、食事の場面でも同じように使えます。特別な工夫はいりません。一呼吸置くだけで十分です。

食べる前に10秒だけ体の声を聞いてみる手順図
①一呼吸置く②本当にほしいものを確かめる③味わいながら食べる。

今日からできること(ひとつだけ)

食べ始める前に、一度だけ深呼吸をしてみてください。それだけで、「本当にお腹が空いているか」「実は他のものが欲しいのか」に気づきやすくなります。たったこれだけで十分です。

体の感覚に気づけるようになると、食事のことで悩まされる時間が少しずつ減っていきます。何を食べるべきか、どのくらい食べるべきかを、外側の情報ではなく自分の体に聞けるようになるからです。それは、旅行先で好きなものを気兼ねなく楽しんだり、家族との食事を心から味わったりする自由にもつながっていきます。

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※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

コメント

“お腹が空いた ≠ 体が欲している” への1件のフィードバック

  1. […] 食欲そのものについては、お腹が空いた ≠ 体が欲しているでも触れていますので、あわせてご覧ください。 […]

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