お腹が空いた ≠ 体が欲している|食欲が止まらないときの、偽の空腹の見分け方

お腹が空いた ≠ 体が欲している。食べる前に体の声を聞いてみる。整体院メグルのキャラクターが案内。

「さっき食べたのに、もうお腹が空いた気がする。」それは偽の空腹かもしれません。見分け方の目安は3つです。①前の食事から3〜4時間たっているか ②水を1杯飲んで10分待っても空腹感が続くか ③「何でもいいから食べたい」のか「甘いもの・しょっぱいものが食べたい」のか。本当の空腹はじわじわやってきて何でもおいしく感じられ、偽の空腹は急にやってきて特定のものが欲しくなりやすいのが特徴です。以前お腹の冷えと体のだるさについてお伝えしましたが、今日は「空腹感」そのものの正体と、見分けたあとの向き合い方をお伝えします。

この記事でお伝えすること

  • 偽の空腹の見分け方(時間・水1杯・何が欲しいか)
  • 「お腹が空いた」は胃からのサインで、体全体の声とは別だということ
  • 合うものでも、食べ過ぎれば体には負担になること
  • 食べる前に少し立ち止まる、簡単な習慣

食欲が止まらないのは偽の空腹?「時間」「水1杯」「何が欲しいか」で見分ける

偽の空腹かどうかは、食べる前に3つのことを確かめると見分けやすくなります。

  • 時間:前の食事から3〜4時間たっていないのに空いた気がするなら、偽の空腹のことがあります
  • 水1杯:水か白湯を1杯飲んで10分ほど待ち、それで落ち着くなら、欲しかったのは食べ物より水分だったのかもしれません
  • 何が欲しいか:「ごはんでも何でもいい」なら本当の空腹に近く、「チョコが食べたい」「スナックが食べたい」と特定のものに引かれるなら、疲れや退屈・ストレスが空腹のふりをしていることがあります

偽の空腹は、寝不足の日、座りっぱなしが続いた日、気持ちが張りつめている日に出やすくなります。メグルの施術でも、「夕方になると甘いものが止まらない」とお話しくださる方ほど、横になった直後も首や肩、みぞおちのあたりに力が入ったままのことが少なくありません。体がこわばったままだと、休みたいサインを「お腹が空いた」と感じてしまいやすいのです。

なお、食べても食べてもすぐ空腹になる、急に食欲が大きく変わった、という状態が続くときは、自己判断せずに医療機関にご相談ください。

「お腹が空いた」は、胃からのサイン

お腹が空いた、という感覚は主に胃が空っぽになったことを知らせるサインです。時間が経てば自然に出てくる感覚なので、体全体が今どんな状態かまでは、実はあまり教えてくれません。空腹感は「体調のバロメーター」というより、「時計」に近い感覚だと考えると分かりやすいかもしれません。

忙しくてバタバタしていると、お腹が空いていることにすら気づかず、気づいた時には空腹感に押されるように、とりあえず近くにあるものを口にしてしまう……という経験がある方も多いのではないでしょうか。空腹感だけを頼りにすると、体の本当の状態を見過ごしてしまうことがあります。

体が欲しているのは、もっと全身からの声

体が本当に整えるために必要としているものは、胃だけでなく全身の細胞から発せられています。疲れがたまっている時や、水分が足りていない時、単純に休みたい時にも、私たちは「お腹が空いた」ような感覚を覚えることがあります。

実際には食べ物ではなく、休息や水分を必要としているだけ、ということも少なくありません。「空いた」と感じたら、まず一度、それが本当に食べ物なのか、それとも体を休める合図なのかを確かめてみる。それだけで、食事との向き合い方が少し変わってきます。座りっぱなしが続いた日に感じる「なんだか口寂しい」も、体を休める合図のことがあります。そんな時は、座りっぱなしの日の、1分リセットのように、席を立って体を動かすだけで落ち着くこともあります。

「お腹が空いた」と「体が欲している」の違いを表す比較図
胃のサインと、全身のサインは別のもの。

合うものでも、食べ過ぎれば体の負担になる

体に合っている食べ物であっても、量が多すぎれば負担になります。どんなに体によいとされるものでも、必要以上に摂れば、それを消化するために体力を使うことになるからです。「体にいいから、たくさん食べておこう」という考え方が、かえって体を疲れさせてしまうこともあります。

以前お伝えした同じ人でも、その日ごとに「ちょうどいい」は変わるという考え方は、そのまま食事にも当てはまります。「これはいいものだから」という理由だけで量を決めず、その日の体の状態に合わせることが大切です。

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食べる前に、少しだけ立ち止まる

「なんとなく」で食べ始める前に、10秒だけ立ち止まってみることをおすすめします。一呼吸置くだけで、本当に食べ物が欲しいのか、それとも別のものを欲しているのかに気づきやすくなります。

以前お伝えした自分の感覚に気づくという視点は、食事の場面でも同じように使えます。特別な工夫はいりません。一呼吸置くだけで十分です。

食べる前に10秒だけ体の声を聞いてみる手順図
①一呼吸置く②本当にほしいものを確かめる③味わいながら食べる。

今日からできること(ひとつだけ)

食べ始める前に、一度だけ深呼吸をしてみてください。それだけで、「本当にお腹が空いているか」「実は他のものが欲しいのか」に気づきやすくなります。たったこれだけで十分です。

体の感覚に気づけるようになると、食事のことで悩まされる時間が少しずつ減っていきます。何を食べるべきか、どのくらい食べるべきかを、外側の情報ではなく自分の体に聞けるようになるからです。それは、旅行先で好きなものを気兼ねなく楽しんだり、家族との食事を心から味わったりする自由にもつながっていきます。食事の時間も、メリハリのある一日の一部として整えていくと、体の声がいっそう聞き取りやすくなります。

今つらいところがある方も、そうでない方も、体の声に気づくお手伝いをしています。ご予約はこちらから

※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。