通う間隔は、どうやって決めているか|整体に通う意味と、どのくらいの頻度で通うか

通う間隔はどう決める?先に回数は決めず、体の状態と生活のリズムから考える

「整体って、通う意味はあるの?」「どのくらいの頻度で通えばいいの?」

施術のあと、よくいただく質問です。先に結論をお伝えすると、整体に通う意味は「その場で楽になること」だけではなく、すぐ戻る・くり返すこわばりを、戻りにくい体に近づけていくことにあります。1回で軽くなる方もいますが、力が入りやすい体の癖は数日で戻りやすいもの。だからこそ、戻り方を確かめながら間隔を決めることに意味があります。

そして頻度については、メグルでは「週1回」「月1回」のように、先に頻度や回数を決めることはしません。ネットでは数字の目安を見かけることもありますが、体の状態も生活のリズムも人それぞれで、同じ人でも時期によって変わるからです。

そのかわり、施術のたびに今の体の状態を確かめて、次の間隔を一緒に考えます。迷ったときの目安は、「そういえば、また力が入ってきたかも」と感じたとき。痛みが出るまで待つ必要はありません。この記事では、その考え方をくわしくお伝えします。

この記事でお伝えすること

  • 整体に通う意味は、すぐ戻る体を「戻りにくい体」に近づけること
  • 間隔は先に決めるのではなく、体の状態から一緒に考えます
  • 「間隔をあける」ことは、手を抜くことではありません
  • 迷ったときの、ひとつの目安

整体に通う意味はある? 「戻りにくい体」に近づけるために通います

整体に行くと、その日は軽くなっても、数日たつとまた張ってくる。そんな経験から「通っても意味がないのでは」と感じる方もいらっしゃいます。

結論からいうと、通う意味は「1回ごとの気持ちよさ」より、「戻り方が変わっていくこと」にあります。肩や腰の張りは、座り方や食いしばり、呼吸の浅さなど、毎日の体の使い方のなかで少しずつ戻ってきます。1回の施術でゆるめても、その癖が残っていれば、また同じところに力が入りやすいのです。

通うことで変わっていきやすいのは、たとえばこんなところです。

  • 戻ってくるまでの日数が、少しずつ長くなる
  • 「また力が入ってきた」と、自分で早めに気づけるようになる
  • 張りやすい場面(長く座る日・忙しい週)が分かり、自分でひと息入れられる

メグルでは、2回目以降のはじめに「前回ゆるんだところが、どのくらい保てていたか」を手で確かめます。すぐ戻る方ほど、つらい肩そのものより、背中や顎(あご)まわりに力が残っていることが少なくありません。その元を一緒に見つけていくことが、通う意味のいちばん大きなところです(くわしくは「痛いところだけ触っても戻るのはなぜ」でお伝えしています)。

なお、しびれや強い痛みが続くとき、安静にしていても痛むときは、整体より先に医療機関にご相談ください。

整体はどのくらいの頻度で通う? 先に回数は決めず、そのつど考えます

以前お伝えしたとおり、体の状態は人によって違い、同じ人でも時期によって変わります。だから、まず「何回来てください」と決めることはしません。

初回にお話をうかがい、今の状態から、どのくらいの間隔が合いそうかを一緒に考えます。

2回目以降は、施術のはじめに前回から今日までのあいだに、肩や首、背中にどのくらい力が戻ってきているかを手で確かめます。「前回ゆるんだところが、どのくらい保てていたか」が、次の間隔を考えるいちばんの手がかりになるからです。数字の目安より、今のあなたの体のほうが正確に教えてくれます。

通うペースはそのつど一緒に。先に回数を決めず、体の状態と生活のリズムを確認して相談する4つのポイント
メグルでは、先に回数を決めることはしません

体の状態と、生活のリズムから考えます

間隔を決めるときに見ているのは、主にこの2つです。

  • 体の状態/力が抜けた状態がどのくらい保てているか
  • 生活のリズム/お仕事の忙しさ、季節、体を動かす機会の有無

例えば、デスクワークが続く時期と、体を動かす機会が多い時期では、体の戻り方が違います。「前回は3週間あいても平気だったから、今回も同じでいい」とは限りません。そのつど、様子を見ながら決めていきます。

間隔をあけることは、手を抜くことではありません

「毎週来たほうが早く良くなるのでは」と思われる方もいらっしゃいます。

もちろん、そういう時期もあります。ですが、詰めて通うことが、いつでも一番良いとは限りません。体が変化に慣れて、整った状態を自分で保てるようになる時間も必要だからです。

間隔をあけるのは、「もう来なくていい」という意味ではなく、「今はこのペースが合っている」という判断です。ペースは、体の状態に合わせて変わっていきます。

「どのくらいの間隔で通えばいいか分からない」という方へ。初回に今の状態をお伝えしたうえで、どのくらいのペースが合いそうかを一緒に考えます。無理に継続をお願いすることはありません。

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迷ったときの、ひとつの目安

とはいえ、まったく目安がないと不安に感じる方もいると思います。ひとつだけ、参考になる感覚をお伝えします。

「そういえば、また力が入ってきたかも」と感じたとき。それが、次に来ていただくタイミングの目安です。痛みが出るまで待つ必要はありません。

次のタイミングに迷ったら、小さな変化に気づき、今の状態を伝えて、間隔を一緒に相談する
迷ったら「また力が入ってきたかも」と感じたときが目安です

この感覚は、お腹の冷えの記事でお伝えした「まず気づく」という考え方と同じです。自分の状態に気づけるようになることが、結果的に一番の目安になります。

よくある質問

整体は1回だけでも意味がありますか?

あります。1回でも、自分の体のどこに力が入りやすいかを知ることができ、その日から気をつけるポイントが分かります。ただ、何日くらいで戻ってくるかは、2回目に確かめてはじめて分かるので、気になる方は一度だけ様子を見に来ていただくのもひとつの方法です。

数日で戻るなら、通う意味はないのでしょうか?

数日で戻るのは、珍しいことではありません。大事なのは「戻ったかどうか」より「どう戻ったか」で、それが次に見るべきところを教えてくれます。整体の効果がどのくらい持続するかの記事でも、長さを左右するのは施術のあとの過ごし方だとお伝えしています。

ずっと通い続けないといけませんか?

いいえ。間隔は体の状態に合わせて決めるので、整った状態を自分で保てる時間が長くなれば、自然と間隔もあいていきます。無理に継続をお願いすることはありません。

まとめ

  • 整体に通う意味は、すぐ戻る体を「戻りにくい体」に近づけること
  • 間隔は先に決めず、体の状態と生活のリズムから、そのつど一緒に考えます
  • 間隔をあけるのは「今はこのペースが合っている」という判断
  • 迷ったら、「また力が入ってきたかも」が目安

決まった型にはめるのではなく、そのときの体に合わせていく。すぐ戻る張りを、くり返さない体へ。それが、行きたいところへ行けて、やりたいことができる体を長く保つための、いちばん自然なやり方だと考えています。

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※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。