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  • 「副交感神経を高める」だけが正解ではない|どちらも働いているのが良い状態

    「副交感神経を高める」だけが正解ではない|どちらも働いているのが良い状態

    「自律神経を整えるには、リラックスが大事」

    よく聞く話です。深呼吸をして、ゆっくり休んで、副交感神経を高める。もちろん大事なことなのですが、それだけでは戻りにくい場合があります。

    この記事でお伝えすること

    • 良い状態とは、交感神経も副交感神経も、どちらもよく働いていること
    • いま多いのは、両方の働きが落ちて、相対的に緊張側が高いままという状態
    • だから「休むだけ」だと、切り替わる力そのものが戻りません
    • 大事なのはメリハリ。動くときは動く、休むときは休む
    • ただし、順番があります

    どちらも働いているのが、良い状態です

    自律神経には、大きく2つの働きがあります。

    • 交感神経/活動しているとき、緊張しているとき
    • 副交感神経/休んでいるとき、眠っているとき

    「交感神経は悪者で、副交感神経を高めればいい」と思われがちですが、そうではありません。理想は、どちらもしっかり働いていて、場面に応じてスムーズに切り替わることです。

    アクセルとブレーキに例えると分かりやすいかもしれません。どちらもよく効くから、安心して走れます。ブレーキだけ強くしても、良い車にはなりません。

    いま多いのは「両方とも落ちている」状態

    ここが大事なところです。

    「ストレスで交感神経が高ぶっている」とよく言われますが、実際には、副交感神経が下がっているうえに、交感神経もそこまで強く働いていない。両方の働きが落ちていて、そのなかで相対的に緊張側が高いという状態が、じりじり続いている方が少なくありません。

    この状態のときに「とにかく休もう」としても、切り替える力そのものが落ちているので、戻りにくいのです。休んだのに疲れが抜けない、という感覚は、ここから来ていることがあります。

    理想の状態は交感神経も副交感神経も高く、いま多い状態は両方低くて相対的に緊張側が高いことをバーで比べた図
    アクセルもブレーキも、よく効くから安心して走れます

    だから、メリハリをつける

    やることはシンプルです。

    • 動くときは、きびきび動く
    • 休むときは、スイッチを切ってしっかり休む

    一日じゅう、なんとなく気を張ったまま、なんとなく休む。これがいちばん切り替わりません。山と谷をはっきりさせることが、そのまま自律神経を働かせることになります。

    交感神経の側を引き上げるには、体を動かすのがいちばん確実です。心拍が上がり、呼吸が速くなり、体温も上がる。仕事で気を張っている状態とは、質がまったく違います。

    動く・休むがはっきり分かれたメリハリのある一日と、ずっとなんとなくで切り替わらない一日を比べた図
    山と谷をはっきりさせることが、そのまま働かせることになります

    「休んでも抜けない」が続いている方へ。メグルでは、まず体の状態を確かめるところから始めます。眠りや日中の過ごし方も一緒にうかがいながら、無理のないところを探していきます。

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    ただし、順番があります

    「じゃあ運動しよう」と、いきなり走り出さないでください。

    体に力が入ったまま、崩れたまま動かすと、崩れの方が進みます。これは整えてから動かすでお伝えしたとおりです。

    自律神経についても同じで、整えてから、動かす。とくに、普段あまり汗をかかない方は、いきなり強い運動をするより、まず体の状態を整えるところからのほうが無理がありません。

    順番はこうです。

    1. まず、力が抜ける状態をつくる
    2. そのうえで、体を動かして交感神経の側を引き上げる
    3. 動いたぶん、休むときにしっかり切り替わる

    今日からできること(ひとつだけ)

    休むときに、はっきり「休む」と決める。

    スマホを見ながら、テレビをつけたまま、なんとなく座っている時間を、
    5分でいいので「なにもしない時間」に変える。座って、息を吐いて、肩を下ろすだけで構いません。

    長く休むことより、「いま休んでいる」とはっきりさせることのほうが、切り替えには効きます。

    一日のなかでの具体的な作り方は、メリハリのある一日が、いちばんの自律神経ケアにまとめました。

    まとめ

    • 良い状態はどちらもよく働いていて、スムーズに切り替わること
    • いま多いのは両方落ちて、相対的に緊張側が高いまま
    • 休むだけでは切り替える力が戻らない
    • だからメリハリ。動くときは動き、休むときは休む
    • ただし整えてから動かす。汗をかき慣れていない方はとくに

    しっかり動けて、しっかり休める。それが「健康のことに悩まされずに、生涯、元気で楽しく自由に動ける体」の土台だと思っています。

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    今つらいところがある方も、整えておきたいという方も承っています。

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    ※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。強い倦怠感や不調が続くときは、医療機関にご相談ください。

  • 痛いところだけ触っても戻るのはなぜ|全体と局所

    痛いところだけ触っても戻るのはなぜ|全体と局所

    肩をもむ。その時は楽になる。

    けれど、次の日にはもう戻っている。また同じところをもむ。またしばらくすると戻る。この繰り返しに、心当たりはありませんか。

    もんだことが無駄なのではありません。ただ、触っている場所が「つらいところ」だけになっているのかもしれません。

    この記事でお伝えすること

    • つらいところは、結果として張っていることがあります
    • 力が抜けていない場所は、別のところにあることも多いです
    • だから、局所だけをゆるめてもまた同じところに戻ってきます
    • メグルでは全体を見てから、局所を見ます
    • 自分でも、触る前に確かめることができます

    つらいところは「結果」であることが多い

    体は、つながって動いています。どこか一か所が動きにくくなると、その分をどこかが肩代わりします。

    肩代わりした側は、余計に働くことになります。働きすぎたところが、張ってくる。つまり、つらくなっている場所は「がんばらされている側」であることが多いのです。

    そこをゆるめると、その場は楽になります。でも、肩代わりさせている元が残っていれば、また同じように働かされます。だから戻ります。

    つらいところだけ触る場合と、全体を見てから局所を見る場合を左右で比べた図
    つらいところは、がんばらされている側であることが多いのです

    全体を見てから、局所を見る

    メグルでは、いきなりつらいところを触りません。まず全体を見て、それから局所を見ます。

    順番には理由があります。

    • 全体を見ると、どこが動いていないか、どこが肩代わりしているかが分かります
    • 局所だけを見ると、張っていることは分かっても、その理由までは分かりません

    どちらか一方ではなく、両方を抜かりなく見ることが大事だと考えています。全体だけでも、局所だけでも足りません。

    たとえば、こんなことがあります

    実際によくある組み合わせを挙げてみます。

    • 肩が張っているけれど、力が抜けていないのは顎まわりだった
    • 腰が重いけれど、息が浅くて肋骨が動いていなかった
    • 首がつらいけれど、実は股関節が固まっていて上半身で釣り合いを取っていた

    顎の例については、肩こりと頭痛が一緒に来る人へでくわしく書いています。

    どれも、つらい場所と、力が抜けていない場所が違います。ご自身では、なかなか結びつかない組み合わせだと思います。力を抜くこと自体については、「姿勢を正す」より先に、力を抜くでもくわしく書いています。

    肩が張っているときは顎まわり、腰が重いときは肋骨や呼吸、首がつらいときは股関節と、つらい場所と力が抜けていない場所が違うことを示した図
    つらい場所と、力が抜けていない場所は違います

    「もんでも戻る」が続いている方へ。つらいところが悪いわけではないので、そこを責めても変わりません。どこが肩代わりしているのかを、一緒に確かめるところから始めます。

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    自分でも「触る前に確かめる」ことはできます

    つらいところに手が伸びたら、もむ前に一度だけ、体全体を確かめてみてください。

    1. 大きく息を吸って、吐く/吸いにくいところ、動いていない感じはありませんか
    2. ゆっくり左右を向く/向きやすい側と、向きにくい側はありませんか
    3. 体を左右に傾ける/どちらかが倒しにくくありませんか

    左右で差があったら、つらいところ以外にも、動いていない場所があるということです。

    気づけただけで十分です。無理に直そうとしないでください。力を入れて動かすと、整えてから動かすで書いたとおり、崩れの方が進みます。

    今日からできること(ひとつだけ)

    もむ前に、ひと呼吸して全体を確かめる。

    肩に手が行ったら、その前に一度、大きく息を吸って吐く。
    それだけで、触る場所が変わることがあります。

    まとめ

    • つらいところは、がんばらされている側であることが多い
    • 肩代わりさせている元が残っていれば、また同じところに戻る
    • だから全体を見てから、局所を見る。どちらか一方では足りない
    • 自分でも、息・向き・傾きで左右差を確かめられる
    • 気づくだけで十分。無理に直そうとしない

    同じところを何年ももみ続けなくてよくなること。それが「健康のことに悩まされない」ということだと思っています。行きたいところへ行けて、やりたいことができる体でいるために。

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  • 「姿勢を正す」より先に、力を抜く|正すより、落とす

    「姿勢を正す」より先に、力を抜く|正すより、落とす

    「姿勢が悪いよ」と言われて、はっと胸を張る。背すじを伸ばす。

    そして5分後には、元に戻っている。

    これは、意志が弱いからではありません。やり方の順番が逆になっているだけです。

    この記事でお伝えすること

    • 力を入れて作った姿勢は、力を抜いた瞬間に戻ります
    • 猫背を直そうとして、前も後ろも一緒に力んでいることがあります
    • 先にするのは「正す」ではなく「抜く」
    • 抜けたぶんだけ、姿勢は勝手に起きてきます
    • 座ったまま、10秒で確かめられます

    「正しい姿勢」を作ろうとすると、続きません

    胸を張る。肩を後ろに引く。お腹に力を入れる。

    どれも、力を入れて作っている姿勢です。力を入れている間だけ保たれて、気が抜けた瞬間に戻ります。

    しかも、ずっと力を入れ続けることはできません。仕事中に姿勢のことばかり考えているわけにもいきません。だから続かないのは当たり前で、続かないことを自分のせいにする必要はありません。

    力を抜くと、姿勢は勝手に近づきます

    ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

    体はもともと、力が抜けていれば起きてくるようにできています。背骨は積み木のように積み重なっていて、余計な力がかかっていなければ、積み木は自然と安定します。

    猫背になっているとき、体は「たるんでいる」のではなく、どこかが引っぱったまま固まっています。その引っぱりを残したまま、反対側に力を入れて起こそうとすると、どうなるか。

    そして、引っぱっているところが、気になっている場所と同じとはかぎりません。背中が丸いのに、原因は股関節まわりだった、ということもあります。この見方については「痛いところだけ触っても戻るのはなぜ|全体と局所」でくわしく書いています。

    前も後ろも、両方力んだ状態になります。これが、姿勢を正したあとに妙に疲れる理由です。

    だから順番は、まず抜く。それから起こす。前の記事の「整えてから動かす」と、まったく同じ話です。

    力を入れて姿勢を正す場合と、先に力を抜く場合を左右で比べた図。正すと続かず、抜くと勝手に起きてくる
    がんばりで支える姿勢と、抜けた結果そこにある姿勢は別ものです

    「引き算」してから「足し算」

    力を入れて姿勢を作るのは、足し算です。足し算の前に、引き算をします。

    • 入っている力を抜く(引き算
    • 抜けたぶん、体が起きてくる
    • そのうえで、必要なら支える力を足す(足し算

    この順番なら、力を入れ続けなくても保てる姿勢になっていきます。がんばりで支えている姿勢と、抜けた結果そこにある姿勢は、まったく別ものです。

    今つらい方も、ご相談ください。「姿勢を良くしたいけど続かない」という方も、「もう張っていてつらい」という方も、どちらも同じところから始めます。まず、どこに力が残っているかを一緒に確かめます。

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    座ったまま、10秒で確かめられます

    いま椅子に座っているなら、そのまま試してみてください。

    1. 肩を、耳に近づけるようにぐっと上げる(3秒ほど)
    2. 息を吐きながら、すとんと落とす
    3. そのまま、なにもしない

    落としたあと、さっきより肩の位置が下がっていませんか。そして、胸を張ったわけでもないのに、少し起きた感じがしませんか。

    それが「抜けたぶん、起きてきた」状態です。力を入れて作ったものではないので、しばらく保ちます。

    デスクワークで座りっぱなしの日は、この「落とす」をこまめに挟むと、夕方の張り方が変わってきます。ほかにもできることを「座りっぱなしの日の、1分リセット|気づいた瞬間がタイミング」にまとめました。

    椅子に座ったまま、肩をぐっと上げる→息を吐きながらすとんと落とす→なにもしない、の3ステップ図
    正すより、落とす。10秒で確かめられます

    今日からできること(ひとつだけ)

    「姿勢が悪い」と気づいたら、正さずに、まず落とす。

    胸を張るのをやめて、肩を上げて、すとんと落とす。
    それだけで、正そうとするより自然に起きてきます。

    1日に何度でも構いません。正すより、落とす。これだけ覚えて帰ってください。

    まとめ

    • 力を入れて作った姿勢は、抜いた瞬間に戻る
    • 猫背は「たるみ」ではなく、どこかが引っぱったまま固まっている
    • そこへ反対から力を入れると、前も後ろも力む
    • 順番は引き算がさき。抜けたぶん、体は起きてくる
    • 覚えるのは「正すより、落とす」だけ

    力の抜けた姿勢は、疲れません。だから続きます。行きたいところへ行けて、やりたいことができる体でいるために、まずは肩をすとんと落とすところから。

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  • 肩こりと頭痛が一緒に来る人へ|顎まわりという盲点

    肩こりと頭痛が一緒に来る人へ|顎まわりという盲点

    肩がこると、決まって頭も重くなる。

    夕方になると、肩の張りと頭の重さが一緒にやってくる。「今日は両方きたな」と思いながら、肩をもんで、その場をしのいでいる。そんな方はいませんか。

    この2つが毎回セットで来るなら、別々の問題ではないかもしれません。

    この記事でお伝えすること

    • 肩と頭がセットで来るなら、起点が同じことがあります
    • 顎を動かす筋肉は、こめかみから頬、首の横までつながっています
    • 噛みしめのクセがあると、その全部が同時にこわばります
    • だから、肩だけをもんでも戻ります
    • 自分で確かめられる場所が3つあります

    肩と頭は、別々に来ているのではないかもしれません

    肩こりは肩の問題、頭の重さは頭の問題。そう考えると、対処もそれぞれ別になります。肩をもんで、頭を休ませて。

    でも、毎回いっしょに来るものには、たいてい共通の入口があります。

    その入口としてよくあるのが、顎まわりです。

    顎の筋肉は、こめかみまで届いています

    顎を動かす筋肉は、顎だけについているわけではありません。こめかみから頬にかけて広がり、首の横へとつながっています。

    試しに、こめかみに指を軽く当てて、歯を軽く噛んでみてください。こめかみが動くのが分かると思います。顎の筋肉が、そこまで届いている証拠です。

    ということは、顎まわりがこわばれば、こめかみも、首の横も、肩も、まとめてこわばります。肩と頭が同時に来るのは、そう考えると自然なことです。

    肩こりと頭の重さを別々の問題と考える場合と、顎まわりのこわばりを共通の入口と考える場合を左右で比べた図
    入口がひとつなら、2つが同時に来るのは自然なことです

    前の記事でお伝えしたとおり、本来、上下の歯は離れているのが普通です。いま、上下の歯がくっついていませんかも、あわせて読んでみてください。

    なぜ「盲点」になるのか

    顎まわりが見落とされやすい理由は、はっきりしています。

    • 顎そのものは痛くないので、意識にのぼらない
    • 自分でもむとしたら、手が行くのは肩か首。顎は触らない
    • 噛みしめは無意識なので、していることに気づけない

    つらいのは肩と頭。でも、力が抜けていないのは顎。だから、肩をもんだ直後は楽になっても、しばらくすると戻ってしまいます。

    もんだところは楽になるのに、しばらくすると戻る。この戻り方については痛いところだけ触っても戻るのはなぜ|全体と局所でも書いています。

    今つらい方も、ご相談ください。メグルでは、肩や首の張りが続いているとき、顎まわりを含めて全体を確認していきます。ご自身では触りにくい場所なので、一度みてもらうだけでも違います。

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    自分で確かめる、3つの場所

    強く押す必要はありません。指の腹でそっと触れて、左右の違いや、硬さを感じるだけで十分です。

    1. こめかみ/歯を軽く噛むと、ふくらむところ
    2. エラの上/頬骨の下、奥歯のあたり
    3. 首の横/耳の下から鎖骨に向かうライン

    ここが張っていたり、左右で感じ方が違ったりしたら、顎まわりに力が入ったまま過ごしている可能性があります。

    痛いほど押さないでください。確かめるのが目的で、ほぐすのが目的ではありません。強く押すと、かえって力が入ります。

    こめかみ・エラの上・首の横の3か所を、そっと触れて確かめることを示した図
    ほぐすためではなく、確かめるために触れます

    今日からできること(ひとつだけ)

    肩に手が行ったとき、いっしょに歯を離す。

    肩がこったな、と感じて手が肩に伸びたその瞬間が、いちばん気づきやすいタイミングです。
    そのとき、上下の歯が触れていないかも確かめて、触れていたら離す。ついでに息を吐いて、肩ごと下ろす。

    肩をもむのをやめる必要はありません。もむついでに、顎も思い出す。それだけで、戻り方が変わってきます。

    「気づいた瞬間がタイミング」という考え方は、座りっぱなしの日の、1分リセットでもお伝えしているところです。力を抜くこと自体については、「姿勢を正す」より先に、力を抜くもあわせてどうぞ。

    まとめ

    • 肩と頭が毎回セットで来るなら、起点は同じかもしれません
    • 顎の筋肉はこめかみ・頬・首の横までつながっている
    • 顎は痛くならないので盲点になりやすい
    • 確かめる場所はこめかみ・エラの上・首の横。そっと触れるだけ
    • 肩に手が行ったら、いっしょに歯を離す

    顎の力が抜けると、肩が下り、上を向くのも楽になります。行きたいところへ行けて、やりたいことができる体でいるために、まずは肩に手が伸びたその瞬間から。

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    ※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。頭の痛みが続くとき、いつもと違うと感じるときは、医療機関にご相談ください。

  • いま、上下の歯がくっついていませんか|正常は1日17分

    いま、上下の歯がくっついていませんか|正常は1日17分

    この文章を読んでいる今、上下の歯、触れていませんか。

    もし触れていたなら、それは本来の状態ではありません。そして、そのことに気づいていなかった方がほとんどだと思います。

    この記事でお伝えすること

    • 本来、上下の歯は離れているのが普通です。口を閉じていても2〜3mmの隙間があります
    • 歯が触れている時間は、1日の合計で17分ほどが目安といわれています
    • 強く噛みしめていなくても、触れているだけで筋肉は疲れます
    • 顎まわりのこわばりは、肩や頭のつらさと一緒に来ることが多い
    • いちばん難しいのは、自分が噛みしめていることに気づくこと

    本来、歯は「離れている」のが普通です

    意外に思われるかもしれませんが、何もしていないとき、上下の歯は接触していません。口を閉じていても、歯と歯のあいだには2〜3mmほどの隙間があるのが普通の状態です。

    歯が接触するのは、食事のときと、会話のとき。それを全部合わせても、1日で17分ほどといわれています。24時間のうちの17分です。

    ところが、パソコンに向かっているとき、スマホを見ているとき、考えごとをしているとき。気づかないうちに、上下の歯を合わせたまま過ごしている方がとても多いのです。

    本来の状態は上下の歯に2〜3mmのすき間があり、噛みしめグセでは歯が触れたままになることを左右で比べた図。歯が触れている時間は1日合計17分が目安
    触れているだけでも、顎を動かす筋肉は休めません

    強く噛みしめていなくても、筋肉は疲れます

    「食いしばり」と聞くと、ぐっと力を入れて噛みしめる場面を思い浮かべる方が多いと思います。

    でも実際は、そこまで強い力でなくても、上下の歯が触れている程度で、顎を動かす筋肉には緊張と疲れが生じます。

    本来1日17分のはずの接触が、何時間も続いていたらどうなるか。力を入れているつもりがないぶん、休ませるタイミングもありません。

    肩や頭のつらさと、一緒に来ることが多い

    顎を動かす筋肉は、こめかみから頬、そして首の横へとつながっています。ここがこわばったままだと、その周辺も一緒に力が抜けにくくなります。

    実際、噛みしめのクセがある方は、肩のこりや頭の重さを一緒に感じていることが多いといわれています。

    肩こりと頭の重さが毎回セットで来る方は、肩こりと頭痛が一緒に来る人へ|顎まわりという盲点もあわせてお読みください。

    肩をもんでも、しばらくすると戻ってしまう。そういう方は、肩そのものではなく、顎まわりが抜けていないことがあります。これは前の記事でお伝えした「全体と局所」の話とも重なります。

    顎を動かす筋肉は、こめかみから頬、首の横へとつながっています
    顎を動かす筋肉は、こめかみから頬、首の横へとつながっています

    今つらいところがある方も、ご相談ください。肩や首の張りが続いているとき、顎まわりを一緒に見ていくことがあります。ご自身では気づきにくい場所なので、一度確認してみるだけでも違います。

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    いちばん難しいのは「気づくこと」

    ここが本題です。

    噛みしめは、気づくのが本当に難しいクセです。痛みが出ているわけではないので、意識にのぼりません。「気をつけよう」と思っても、5分後には忘れています。

    ひとつ、覚えておいていただきたいことがあります。リラックスしているときは、上下の歯は自然に離れています。逆に、緊張すると顔の筋肉もこわばり、上下の歯が合わさりやすくなります。

    つまり、歯が触れていることに気づけたら、それは「今、力が入っている」というサインでもあります。体の状態を知る手がかりになる、ということです。

    気づいた瞬間こそがいちばんのタイミングです。この考え方は、座りっぱなしの日の、1分リセット|気づいた瞬間がタイミングでもお伝えしています。

    今日からできること(ひとつだけ)

    よく目に入るところに、小さな目印を貼る。

    パソコンの端、スマホのケース、冷蔵庫、洗面所の鏡。
    シールでも、マスキングテープの切れ端でも構いません。
    それが目に入ったら、歯が触れていないか確かめて、触れていたら離す。それだけです。

    意志の力で覚えておくのは無理があります。だから、目に入るものに思い出させてもらうという方法をとります。

    そして、離すときのコツがひとつ。顎だけ開けようとせず、息を吐いて、肩ごと力を下ろしてください。顎だけ動かしても、また戻ってしまいます。

    「力を抜く」こと自体がうまくできないと感じる方は、「姿勢を正す」より先に、力を抜く|正すより、落とすもあわせてお読みください。

    目に入るものに、思い出させてもらいます
    目に入るものに、思い出させてもらいます

    まとめ

    • 本来、上下の歯は離れている。接触は1日17分ほどが目安
    • 強く噛まなくても、触れているだけで筋肉は疲れる
    • 顎のこわばりは、肩や頭のつらさと一緒に来ることが多い
    • 難しいのは気づくこと。目印を貼って、思い出させてもらう
    • 離すときは息を吐いて、肩ごと下ろす

    顎の力が抜けると、上を向くのも、深く息を吸うのも楽になります。行きたいところへ行けて、やりたいことができる体でいるために、まずは今、歯を離すところから。

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    ※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。歯やかみ合わせそのもののご相談は歯科医院へ、気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。

  • 整えてから動かす|崩れたまま動くと、かえって崩れが進む理由

    整えてから動かす|崩れたまま動くと、かえって崩れが進む理由

    「体にいいと聞いてストレッチを始めたら、かえって腰が張った」
    「運動不足を解消しようと歩いたら、翌日ひざが痛くなった」

    こういう経験、ありませんか。

    がんばったのに、なぜか裏目に出る。これは、意志や努力の問題ではありません。ほとんどの場合、順番の問題です。

    この記事でお伝えすること

    • 体に偏りがあるまま動かすと、その偏りの方向に力がかかり続けます
    • だから順番は「整えてから動かす
    • 「整える」は特別なことではなく、力を抜くこと・偏りに気づくこと
    • 整った状態で毎日を過ごせれば、普段の動作そのものが積み重ねになります

    崩れたまま動かすと、崩れの方が進んでしまう

    体は、左右まったく同じようには使われていません。利き手があり、荷物を持つ側があり、脚を組むときの上下があります。長い時間をかけて、少しずつ偏りができていきます。

    その状態のまま動かすと、どうなるか。力は、通りやすいところを通ります。つまり、もともと使えている側がさらに使われ、使えていない側はますます出番がなくなります。

    車のタイヤに例えると分かりやすいかもしれません。向きがずれたまま走り続ければ、走った分だけ片減りが進みます。整備してから走れば、同じ距離を走っても減り方が違います。

    「運動したのに調子が悪い」という方は、運動が悪いのではなく、順番が逆だったというだけのことが多いです。

    「痛いところだけをほぐしても、しばらくすると戻ってしまう」というのも、同じ理由からくることがあります。そのあたりは痛いところだけ触っても戻るのはなぜ|全体と局所でくわしく書いています。

    崩れたまま動かす場合と整えてから動かす場合を左右で比べた図。崩れたままだと偏りがさらに進み、整えてから動かすとまっすぐ積み上がる
    同じ動きでも、整えてからかどうかで積み上がる方向が変わります

    「整える」は、力を入れることではありません

    「整える」と聞くと、正しい姿勢を作る、体幹を鍛える、といったことを思い浮かべる方が多いのですが、それは少し先の話です。

    • まず、余分な力を抜く
    • 次に、自分がどちらに偏っているかに気づく
    • そのうえで、動かす

    足し算の前に、引き算です。力んだまま「もっとしっかり」と重ねていくと、元々こわばっているところがさらにこわばります。抜いてから足す。この順番だけで、同じ運動でも体の使われ方が変わります。

    姿勢についても同じことが言えます。くわしくは「姿勢を正す」より先に、力を抜くをご覧ください。

    引き算がさき。抜いてから足すと、同じ動きでも使われ方が変わります
    引き算がさき。抜いてから足すと、同じ動きでも使われ方が変わります

    今つらいところがある方も、同じです。まずそこに向き合って、力が抜ける状態をつくる。その先で、動かしていく。「予防のためだけの場所」ではありませんので、痛みや張りがある状態でもご相談ください。

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    整った状態で過ごせると、毎日が積み重ねになる

    ここが、いちばんお伝えしたいところです。

    「整えてから動かす」を、一度やって終わりにするのではなく、整った状態のまま日常を過ごす。すると、歩く・立つ・座るという普段の動作が、そのまま「整えてから動かす」を繰り返していることになります。

    特別な運動の時間を作らなくても、毎日がそのまま積み重ねになる。メグルが「がんばらなくていい」とお伝えしているのは、こういう理屈です。

    デスクワークが続く日など、途中で一度リセットしておくとこの積み重ねが保ちやすくなります。やり方は座りっぱなしの日の、1分リセットにまとめました。

    逆に言えば、崩れたまま毎日を過ごしていると、その毎日もまた積み重なっていきます。どちらに積み上がっていくかの違いです。

    今日からできること(ひとつだけ)

    たくさんお伝えしても続かないことを、これまでの現場で何度も見てきました。ですので、ひとつだけです。

    動き出す前に、一度、力を抜く。

    立ち上がる前。歩き出す前。ストレッチを始める前。
    息をゆっくり吐いて、肩を下ろす。それだけで構いません。

    たった数秒ですが、「力が入っていたことに気づく」ことがそのまま整えることになります。気づかないうちに入っている力は、抜きようがありません。まず気づく。そこからです。

    数秒で終わります。動き出す前の、この3つだけ
    数秒で終わります。動き出す前の、この3つだけ

    まとめ

    • 崩れたまま動かすと、崩れの方が進む
    • 順番は「整えてから動かす
    • 整えるとは、力を抜くこと・偏りに気づくこと。足し算の前に引き算
    • 整った状態で過ごせれば、普段の毎日がそのまま積み重ねになる

    この「整えてから」という順番は、体の動きだけの話ではありません。自律神経についても同じことが言えます。自律神経も、整えてから鍛えるもあわせてどうぞ。

    行きたいところへ行けて、やりたいことができる。20年後も30年後も、それが続いている。そのために必要なのは、がんばる量ではなく、順番です。

    ご予約はこちらから

    北九州市小倉・小倉駅から徒歩圏内/完全予約制
    今つらいところがある方も、整えておきたいという方も承っています。

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    初回お試し(30分)¥5,000 / 整体(60分)¥10,000

    ※整体施術は医療行為ではありません。症状の診断や治癒をお約束するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

  • 整体がはじめての方へ|ご予約から当日の流れ・服装・料金のこと

    整体がはじめての方へ|ご予約から当日の流れ・服装・料金のこと

    「整体に行ってみたいけれど、何をされるのか分からない」
    「強く押されたり、ボキボキされたりしたら怖い」

    はじめての整体でいちばん多いのが、この2つの不安です。
    このページでは、整体院メグルにはじめてお越しになる方に向けて、ご予約から当日お帰りになるまでの流れを、そのままの順番でご紹介します。読み終えたときに「これなら行けそう」と思っていただけたら幸いです。

    先に、結論から

    • 施術は60分。はじめての方は30分のお試し(¥5,000)も選べます
    • 着替えは不要です。動きやすい服装でお越しください
    • ボキボキするような施術はしません
    • お持ちいただくものは特にありません
    • 場所は小倉駅から徒歩圏内。詳しい場所はご予約後にご案内します

    ご予約から当日までの流れ

    ご予約から施術までの3つの流れ(①フォームで予約 ②サロンへ ③お話をうかがう)
    むずかしい手続きはありません

    1. ご予約フォームからお申し込み(24時間受付)

    お電話は施術中に出られないことがあるため、ご予約はフォームにまとめています。ご希望の日時と、コース(30分のお試し/60分)を選んでいただくだけです。
    夜中でも早朝でも送っていただけます。こちらから折り返しご連絡し、日時を確定します。

    2. 当日、小倉駅から徒歩圏内のサロンへ

    完全予約制で、他のお客様と重ならないようにしています。待合室でお待たせすることはありません。
    詳しい場所と道順は、ご予約が確定してからお伝えします。はじめての方でも迷わないよう、目印つきでご案内しています。

    はじめてお越しの方は、小倉駅近くのレンタルサロンでお迎えしています。2回目以降は、より落ち着いてお過ごしいただける専用のスペースにご案内しています。場所が変わりますので、そのつど地図をつけてご連絡します。

    「はじめの場所のままがいい」という方は、そのままレンタルサロンで続けていただいて構いません。ご希望をお聞かせください。

    3. お話をうかがいます(10分ほど)

    いきなり身体を触ることはしません。まず、座ったままお話をうかがいます。

    • 今、どのあたりが気になっているか
    • いつ頃からか、どんなときにつらいか
    • お仕事や普段の姿勢、睡眠のことなど

    「うまく説明できない」という方がほとんどです。こちらから質問していきますので、思いつくままにお話しください。

    4. 身体の状態を確認します

    立った姿勢、前後左右の動き、関節の動く範囲などを見せていただきます。ご自身では気づきにくい左右差や、動かしにくい方向を一緒に確認していきます。
    どんなところを見ているのかは、メグルでは何を見ているのかで詳しくご紹介しています。

    5. 施術(お身体の状態に合わせて)

    強い力で押したり、勢いよく関節を鳴らしたりはしません。その日の状態に合わせて、力の入り方や動きの偏りに向き合っていきます。
    施術中に「痛いです」「そこは苦手です」と言っていただいて構いません。むしろ言っていただけると助かります。

    6. 今日からできることを、1つだけお持ち帰り

    最後に、ご自宅でできることを1つだけお伝えします。
    たくさんお伝えしても続かないことを、これまでの現場で何度も見てきました。だから1つだけです。

    よくいただくご質問

    よくいただく3つのご質問と答え(服装はそのままでOK・強く押しません・通う回数はその都度決めます)
    気になることは、いつでも聞いてください

    どんな服装で行けばいいですか?

    そのままの服装で大丈夫です。着替えのご用意もありません。ただ、スカートやかたいジーンズは動きが制限されるので、動きやすい服装だとより過ごしやすいと思います。

    痛くないですか?

    強く押す施術はしていません。「痛くないと効かない」というイメージをお持ちの方も多いのですが、力の強さと身体の変化は別のものだと考えています。
    つらいところだけを強くもんでも、しばらくすると元に戻りやすい理由は、痛いところだけ触っても戻るのはなぜ|全体と局所でお話ししています。

    強く押されるというよくあるイメージと、力より対話を大切にするメグルの施術を比べた図
    力の強さと身体の変化は、別のものです

    何回くらい通えばいいですか?

    回数を決めてお約束することはしていません。お身体の状態も、生活のリズムも人それぞれだからです。
    初回に今の状態をお伝えしたうえで、どのくらいの間隔が合いそうかを一緒に考えます。間隔をどう決めているかは、通う間隔は、どうやって決めているかにまとめました。まとめて通いたい方には3回券(¥27,000)もご用意していますが、無理に継続をお願いすることはありません。

    特に痛いところがないのですが、行ってもいいですか?

    むしろ、そういう方にこそ来ていただきたいと思っています。
    メグルが大切にしているのは「健康のことに悩まされずに、生涯、元気で楽しく自由に動ける体」です。症状が出てから何とかするより、出る前に整えておくほうが、身体にも生活にもゆとりが生まれます。行きたいところへ行ける、やりたいことを続けられる。そのための時間だと考えています。
    生活習慣をがらっと変えるのは大変です。だからこそ、月に1回のメンテナンスという選択肢があると考えています。
    運動や趣味をこれから始めたい方には、整えてから動かす|崩れたまま動くと、かえって崩れが進む理由もあわせてお読みいただければと思います。

    料金

    • 初回お試し(30分)¥5,000(税込)
    • 整体(60分)¥10,000(税込)

    完全予約制/営業時間 10:00〜20:00/週2日・不定休

    「まず様子を見たい」という方は、30分のお試しからで構いません。

    施術を担当する者について

    医療・福祉分野の国家資格を17年保有し、大手の自費整体グループでの勤務経験があります。
    病院や施設の現場で、痛みが出てから対処する場面をたくさん見てきました。その経験から、「そうなる前に整えておく」ことを大切にしています。

    ※整体施術は医療行為ではありません。治療を目的とするものではなく、症状の診断や治癒をお約束するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。

    ご予約はこちらから

    24時間受付。ご希望の日時とコースを選ぶだけです。
    まだ迷われている段階でのお問い合わせでも構いません。

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